こんなひとにおすすめ
- 銘柄の選び方がわからない
- 銘柄分析の仕方がわからない
- なるべく簡単に財務分析をしたい
おじさんが銘柄を選択する際の、基本的なプロセスは次の通りです。
書き出しておかないと、いつの間にかぶれてしまうことに気づきました。
投資対象の銘柄の選択方法がわからない場合、この記事が参考になればうれしいです。
スクリーニングツールで銘柄を抽出
スクリーニングの条件は、次の通りです。
ただ、この条件だと200件以上ヒットするので、yahooファイナンスの高配当ランキングと付き合わせたり、セクター絞ったりします。
経年の財務情報によって絞り混む
最初のスクリーニングでは、財務情報の定点観測での絞り込みです。
さらに絞り込みをするためには、経年の財務情報を利用します。
財務諸表は、各企業のホームページやEDINETに掲載されていますが、経年の情報を分析するには大変手間がかかります。
IR BANKでは財務指標の経年の推移がわかるようになっているため、分析が非常に楽です。
財務指標の経年推移で確認するポイントは以下の通りです。
配当以外の各項目は、それぞれ、事業の成長性、効率性、独自性、安定性を把握するための参考指標として利用しています。
指標 | 確認するポイント | 見るポイント |
---|---|---|
成長性 | 事業規模が拡大しているか | 売上高や営業利益が増加していること |
効率性 | 効率的な事業運営か | EPSや営業利益率が増加していること |
独自性 | 参入障壁が高いビジネスか | EPSや営業利益率が減少していないこと |
安定性 | 倒産リスクが低いか | キャッシュフローや現金等の増加 |
一株配当、配当性向は、投資目的が配当金の場合に減配や無配に転じるリスクがあるかを確認します。
一株当たりの企業価値と現在株価を比較する
株価が割安であるかどうかを、一株当たりの企業価値を算出して現在株価を比較します。
企業価値は、事業価値と資産価値をもとに算出します。算出方法は、下記に詳しく説明しています。
当年四半期の推移を確認する
前述の確認の結果、前年同期を下回っている指標がある場合、下記の指標の四半期の推移から業績が回復基調にあるかどうかを確認します。
マネックス証券の「銘柄スカウター」やEDINETにて財務諸表から四半期の推移を確認します。
まとめ
慣れてくると、10分ほどでできると思います。ぜひ試してみてください!
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